皆さん、こんにちは!
突然ですが、皆さんはカフェに行ってコーヒーを頼むってなったら何を頼みますか?
一口にコーヒーと言ってもブレンドコーヒー、カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、、、などなどめちゃくちゃ種類ありすぎて「とりあえずコーヒーで!」ってなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
何もわからず注文するよりも、分かった上で注文すれば失敗もせずに、何よりもカッコいいと思いませんか?
そこで!明日から自信を持ってカフェで注文出来るように、カフェでよく頼む王道コーヒードリンク5つをまとめてみました!
カフェラテ

「カフェオレ」は、正しく表記すると「カフェ・オ・レ(café au lait)」で、フランス発祥の飲み物です。”café”がコーヒー、”au”が前置詞、”lait”が牛乳を意味します
。エスプレッソコーヒーがベースとなっていて、エスプレッソというのが専用のマシンで高圧力をかけて30秒ほどで抽出したコーヒーのことです。
そこにスチームドミルク(蒸気の力を使って泡立てながら温めたミルク)とコーヒーが、8:2くらいの割合で割ったものがカフェラテになります。
ミルクの割合が多いと感じますが、エスプレッソは濃縮されたコーヒーなので、バランスがこれでちょうどいいくらいなんですね。
イタリア発祥:エスプレッソコーヒー(20%)+スチームドミルク=カフェラテ
カフェオレ

「カフェラテ」はイタリア発祥の飲み物で、正式にはカフェ・コン・ラッテ(Caffe con latte)といい、“Caffe”がコーヒー、”con”が英語でいうwith、“Latte”が牛乳を表します。
ドリップ抽出のコーヒーがベースとなっているのですが、ドリップ抽出というのが英語のDrip(落ちる、滴る)であるように、コーヒー豆を砕いたものにお湯を注いでじっくり抽出したものになります。
このドリップコーヒーに温めたミルクを1:1の割合で割ったものがカフェオレになります。
フランス発祥:ドリップコーヒー(50%)+温めたミルク(50%)=カフェオレ
カプチーノ

カプチーノはカフェラテと同じくイタリア発祥の飲み物でエスプレッソベースのコーヒーです。
ではこの二つの違いはどこにあるのかというと、ミルクの泡の量にあります。
定義としてはカプチーノがミルクの泡がカップ縁1cm以上、カフェラテが1cm未満としており、カプチーノの方がミルクの泡が多くなっているのです。
その為ミルクの泡が多くなっている分、カップに占めるミルクの液体量が少なくなっているのでカプチーノの方がよりコーヒーの味わいが強いです。
また、泡が多いと熱が逃げにくく保温性が高いので、カフェラテより少し温度を低めに作られているのも特徴としてあります。
イタリア発祥:エスプレッソコーヒー+スチームドミルクの泡が1cm以上=カプチーノ(カフェラテが1cm未満)
カフェマキアート

マキアートはエスプレッソにスチームドミルクの泡を少量注いだものです。
イタリア語でマキアートは「染み」という意味で、エスプレッソに加えたミルクの跡が染みの様に見えることから名づけられました。
マキアートといったらスタバの「キャラメルマキアート」のように甘い飲み物を創造する方もいらっしゃるかもしれませんが、カフェマキアートはデミタスカップという小さなコーヒーカップに入ったシンプルなコーヒードリンクになっているんです。
イタリア発祥:エスプレッソコーヒー+スチームドミルクの泡少量
カフェモカ

カフェモカとはエスプレッソコーヒーをベースとしていますが、イタリアではなくアメリカ発祥の飲み物になります。
作り方は様々ですが、エスプレッソにチョコレート、スチームドミルクを入れて最後にホイップクリームやココアをトッピングします。
「モカコーヒー」というものがあり、それにはココアの味わいがあるのですが、そのモカコーヒーの味を再現したドリンクです。
アメリカ発祥:エスプレッソコーヒー+スチームドミルク+チョコレートソース、ホイップクリーム、ココアなど
いかがでしたか?コーヒーは牛乳の液体の割合、泡の量が違うだけで味わいが変わって、名称も変わるんです!
なので、コーヒードリンクの違いは何も知らずに飲むだけで理解するのは難しいことがこれで納得がいきますね。
ただ、これからはコーヒーの違いが分かることで、その日の気分によってドリンクを変えられますし、カフェで頼めるドリンクの幅はぐっと広がると思います。
それでは皆さん、自信を持ってカフェに行ってこれからもカフェライフを楽しんでください!